写真美人! 自分らしく撮られよう。コラム / By fill いつでもどこでもスマホでパチリ!SNSの時代、自分発信する方も増えてきましたね。でもやっぱり、写真は苦手、いつも変な顔してるし、、いつもの自分じゃない。。なんて思っている方のお話もよく聞きます。プロとして延べ2万人以上撮影してきて、いつも意識することはその人らしさを表現すること。本人でさえ気づかないその人の魅力。それが引き出されていれば至極の一枚ですよね。 撮られる側は何を意識したらいいでしょう? ちょっとステップにして考えてみました。 1 気持ちをクリアにして楽しい気分になる ここが一番大事なポイントです。撮影は一瞬、写真はずっ〜と残ります(^^)この時につまらない、楽しくない、、とそのように。楽しい気分もそのまま写ります。明るい顔の写真は見る人も明るくなります。写真って伝わるものなんですね。 2 カメラではなくカメラの向こう側に意識を向ける カメラを見てカメラを意識してしまうと、どうしてもかたくなったり、緊張したりしがちです。撮影している人に笑顔を向ける、もしくはカメラの向こう側に素敵な人や、なりたい自分をイメージしてみてはいかがでしょう。ここでまた照れてしまうと、写真ができてから、それをみてまた恥ずかしくなってしまうような写真になっちゃいますよ。 3 ちょっとしたコツをマスターする。 ・姿勢を意識する・口角を上げる・目も笑う!・顎の位置を気にする。・カメラは少し高い位置からも効果的などなど、ちょっとしたことを意識するだけで全然違って見えるものです。 4 客観的にチェックする 「客観的」がポイント。そこに写っている人はどんな人ですか?楽しそうですか?好感が持てますか?その自分を好きですか? 5 違う角度や違う顔、違う気持ちでいろいろ撮ってみましょう。 また新しい発見があるかもしれません。恥ずかしい、、と思うこともあるかもしれませんが、写真を見るのは自分だけではありません。いろんな方が多分見るはず。恥ずかしいのは自分だけなんですよ、、きっと。他の人はあなたの写真を楽しみに待ってくれているのではないでしょうか? 鏡の中の自分は自分なのか? ポートレートを撮影しているとある傾向が見えてきます。いろんな表情を撮影して、最後にはご本人にデータを見ていただくのですが、選ぶ写真が意外なものが多いんです。カメラマンから見てこの写真が素敵、その人の良さが出ているな、と思っている写真ではなく、「え、これ?」っていう写真を選びます。ある方は「自分の顔がよく怖いって言われるんだ」とおっしゃってました。その方はいつも大勢の方々と楽しく、優しそうな笑顔でお話しされる方でした。不思議に思っていると、その方の選んだ写真はなんと、笑っていない、真面目そうな、一見怖そうにも見えるお写真でした。私がいつも見ている優しそうに笑っているお写真をご提案すると、「それは自分の顔ではないみたいだ」と。よくよくお話を伺うと、要は「毎日鏡で見ている顔ではない」というもの。なるほど〜、確かに鏡を見るたびに笑ってはいませんよんね。。。自分が認識している顔は鏡の中の自分。この方は男性でしたが、女性の方もこれはアルアルの話。ここに自分に対しての主観的か客観的かの視点が出てきてしまいます。自分が思う自分像と、他人から見る自分像。撮影だけでなく日常生活でも、少し好きな自分像を意識して過ごすだけでも、さらに運気もアップしちゃうかもですね。もちろん撮影する側になった時は、この辺を意識して、是非お話をしながら、その方の魅力を引き出してあげてください。魅力満載の写真は、ご本人も見る方々もきっと幸せになるはず。