思った通りの写真が撮れるには

写真ってとても身近にあるものですよね。
一眼レフのカメラやコンパクトデジカメ、そしてスマホや携帯でパチリ。

いろんなシーンや用途で撮ってることと思います。

私は「好きな時に、好きな所へ行って、好きな人たちに会う」
それを目指してカメラマンへと転向しました。
もちろん大変な事も沢山ありましたが、
今では写真を撮らせていただく事が本当に毎日楽しいです。

ここにきてつくづく思う事は
写真って、自分自身も豊かになるし、
周りの人を笑顔にする事ができる、そして心をつなぐことのできる
ツールなんだということ。

今日はそんなちょっとしたコツをお話しします。
それを意識するだけで、あなたの写真はみるみる変わる事でしょう。

そしてどんどん楽しくなるし、自分らしさに気づきます。
あなたのところに人が集まってきます。
もしかしたら写真を頼まれるようになるかもしれません。

意識がないと、なんとなくこんな感じというままに
思ったような写真にならなくて、写真を撮る事も撮られる事も
苦手意識がでてきてしまうかもしれませんね。

プロのカメラマンはもちろんこれがないと撮れません。
どのカメラマンもやっています。
なんていっても、実はとっても簡単な事です。

ズバリ、「コンセプト」です。

何を撮りたいのか、その時に何を感じたのか、何を伝えたいのか残したいのか。
「なんだ、そんな当たり前の事か!」
と思いましたよね??

そうなんです。
当たり前なんですが、では実際どうなのかな?ってもう一度考えてください。

写真は9割メンタルです

ある有名女流カメラマンの方は言っていました。
「写真は9割メンタルです」と。

写真ってその人の人柄が出ちゃうものなんですよ。
考えてみてください。

ある喫茶店で美味しそうなコーヒーがテーブルの上にあったとします。
写真を撮ってください。

そう10人にお願いしたら、ほぼ10通りの写真になると思います。

人によって
「この喫茶店の雰囲気がステキだから」
「器がかわいい」
「コーヒーが本当に美味しそう」
「この湯気が出ているホッとした雰囲気が心地よい」
「みんなでわいわいと楽しい」
などなど、感じる事はそれぞれですよね。

それが全て写真になるんです。

私も友人達とカフェにいって、
それぞれで写真を撮っては、これは「〜風」これは「〜」と
いろんな雑誌などの雰囲気に合わせて撮って
カメラ1台で何時間も遊んでいたことがあります。
(カフェの人はさぞ迷惑だった事でしょう・・)

あなたも普通に写真を撮る時は、
何かを思ってカメラを出しているはずです。
なのでそこに「もう一歩踏み込んで意識してみる」こと

どんな気持ちがこの四角の中に収まるのか。
この写真を見た人は何を想うのだろう?

いろんな気持ちを一枚に詰めなくても

思った事をひとつひとつ1枚1枚にして
何枚も撮ってもいいじゃないですか。
その方が、沢山伝わるものがありますよ。

逆に詰め込みすぎると、
ポイントが分散しすぎて
かえってわからない写真に陥りがちです。

フォトセラピーというものがあるのをご存知ですか?
写真を、撮る、見る、セレクトする・・などで
自分の心理状態を理解したり、自分が自分らしくなれたりするのです。

まずは感じる事、相手を想う事、そしてそれを意識する事。

そこから始めませんか?

もちろんそれにはある程度の技術的なコツもあります。
そんなことをこれから両面からお伝えしていきますので、お楽しみに